鹿になった聖者（マハーバーラタシリーズ）

■こちらの作品は2025年6月10~15日の展示会終了後の発送となります。


支持体：紙
画材：アクリル・オイルパステル

サイズ：横・縦・厚み
・原画　380mmx270
・額：420mmx320mmx30mm
＊フレームはこちらで選んだものになります。ご了承ください。


聖者とその妻は、人間としての欲望を持たない純粋な「動物」に姿を変えることで、自我を超えた愛の交歓を楽しみます。そうとは知らずパンドゥ王は二頭の鹿を弓で射ってしまい、悲劇的な業を自身に招きます。このお語は叙事詩マハーバーラタの中でも非常に有名なエピソードです。人間とは常にカルマを生み出す存在であり、何気なく行った事が運命を大きく変えてしまうことを物語っているようです。それを熟知していた聖者だからこそ、動物に姿を変えていたのでしょう。